一番町一丁目・歩行町一丁目地区市街地再開発事業の業務代行は森ビル都市・戸田などのLM8に決まる
松山市で市街地再開発事業の検討を進めている一番町1丁目・歩行町1丁目地区第1種市街地再開発準備組合(理事長・二神良昌)は、開発技術や設計・施工等のノウハウを活用し早期かつ安定的な事業推進を図るため建設業務代行者に森ビル都市企画(代表構成員・総合企画者)、東急不動産・NIPPO・東レ建設(保留床取得者)、戸田建設(特定業務代行者)、アール・アイ・エー(業務代行者・設計・事業コンサルタント等担当)の6社で構成をされる企業グループ「LM8(Link・Matsuyama・Eight)」に3月19日付けで選定をされた。
この事業は国際ホテル松山と同南館の間にある道路を廃止して二街区を統合し敷地約7000平方メートルに高層(99メートル)タワーマンションと国際ホテル松山の2棟を一体化で建設が計画をされている。
そのため平成32年度後半から既存建物11棟の解体に着工をして、平成33年度前半に建築工事に着手が予定(目標)をされている。
工事の内訳は次のとおり。
▽一番町1丁目・歩行町1丁目地区第1種市街地再開発事業
当初計画の施設概要は鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地下1階地上29階建塔屋付延べ約39500平方メートル(高層タワーマンション新築200戸建て、国際ホテル松山14~15階建・150室程度)で、建設業務代 行者において今後も高さ(階数)など検討をされる。
なお平成31年度後半に予定(目標)をされている再開発組合設立(事業計画)認可頃には計画案を固めたいきたいといわれる。
現在検討をしている取り組みは次のとおり。
・県都松山に相応しい景観・環境整備ー松山のメインストリートである国道11号の景観整備、県都松山市のシンボル的なシティ的なシティホテルと都市型居住施設として整備
・市民と観光客の交流の場・県産品の情報発信機能ー国道11号に面した広場を設け市民も観光客も楽しみながら買い物ができる県産品や野菜・果物・特産品のマルシェを検討
・愛媛県・松山市のコンペンション機能の強化ーホテルには既存施設の約2倍の約300坪の宴会場を予定、800人規模のパーティーや1000人規模の国際会議等が可能となることで、宴会機能を有する他のホテルとも協力しながら全国規模のコンペンションを誘致。
このほか観光客の受け入れを広げる新たな機能、歴史と利便性を兼ね備えた立地を活かした都心居住のアイコンとなる都市型住宅、防災機能の強化による大規模災害への寄与、大街区化による公共施設整備など。
【今後の目標事業スケジュール】
・都市計画決定ー平成31年6月頃
・再開発組合設立(事業計画)認可ー平成31年度後半
・権利変換計画認可ー平成32年度前半
・既存建物解体着工ー平成32年度後半
・施設建築物竣工(オープン)ー平成35年度前半
コロナ、五輪延期もあり
この計画は中止になったそうです。
ホテルは6月末に閉館です。
跡地はどうなるのかな?
耐震構造になっていない
松山で一番危険なホテルだったから
解体は止むを得ない。